<「ナイロンナットを金属セルフロックナットへ換装>



ウラルには、緩み止めナットとしては信頼性の低いナイロンナットが多用されている。

何度も締結したり振動等でナイロンが磨耗すると緩み止めが効かなくなるので、当方は毛嫌いしているのだ。こんなもん使うくらいなら一個5円位の金属バネワッシャで緩み止めしてある方がマシ。

ので思い立って、目に付いたナイロンナットをユニクロの金属つば付き緩み止めナットに換装してみた。

対辺22o M14/P1.5(細目)ユニクロUナット(2個¥399) > リヤアクスル右自在継手内
対辺19o M12/P1.25(細目)ユニクロUナット(2個¥299) > アールズフォーク下部締結ナット 左右2個
対辺17o M10/P1.25(細目)ユニクロUナット(4個¥299) > ファイナルギアケース/サポートブラケット部×3/フロントサスペンション締結ナット(左右上下4個)



まあ、、、、メインアクスルのナットは兎も角、他は無理に換える必要は無いと思われるが。

キャブ機のメインアクスルのナットは、旧態依然のキャッスルナット+割りピン。
割りピンがある限り緩みようが無いので信頼性は一番高いが、割りピンは再利用不能だし新たにキャッスルナットをオーダーする方が今では高コストなので、金属セルフロックナットに換えて作業性を上げるのも悪くないとは思われ。  



2017/03/30

追記  1

フロントホイールブレーキキャリパートルクロッド前/後の対辺19oM12/P1.75Uナット(¥323/)3個入りは、構造が不明で共回りする為保留にしておいた。

ので、例によってウラル販売門真ωのメカニック氏に助言を戴いてきた。
トルクロッド両端部から生えているボルト基部はゴムカバーで覆われているのだが、それをずらして内部に二面幅14oレンチ掛けるトコロがあるのでソコを保持して廻すのが正解。

だが、フツーのオープンエンドスパナでは干渉する為、極薄のオープンエンドスパナが必要。
当方は盗人冷凍のコレとシグネットのイグニッションスパナを持っているので何とかはしたが。

ウラルに使われているボルトナットは細目ピッチが多いが、コレのように並目ピッチも出てくるので決め付けは危険。キチンとピッチゲージで確認したほうが安心。

2017/04/11